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気象アラート(熱中症・雷・大雨・暴風雪・大雪)について説明します。活動が始まる前に、その予定の担当者へ暑さや落雷、大雨・土砂災害、暴風雪・大雪への警戒情報をお届けする機能です。
⚠️ この機能の有効化と設定を行えるのは、ワークスペースオーナーのみです。
📌 目次
1. 気象アラートとは
2. 誰に、どのように届くか
3. 判定のレベル
4. 気象アラートを有効にする
5. 通知の量を調整する
6. 表示確認用のテスト送信
7. 発報の状況を確認する
8. 手動でアラートを送信する
9. ご利用前にご確認ください
これまで暑さや落雷、大雨、暴風雪・大雪の情報は、環境省や気象庁のサイトを指導者・運営の方がご自身で開いて確認しに行く必要がありました。気象アラートは、その確認を b+ が代わりに行い、活動予定ごとに必要な方へお届けする機能です。
熱中症は、環境省が提供する暑さ指数(WBGT)の予測値を b+ が1時間ごとに取得し、活動予定の場所と時間帯ごとに判定します。
雷は、気象庁が発表する雷注意報と、雷危険度の予想を b+ が取り込み、活動場所の市町村等の区域に絞って判定します。
大雨は、気象庁が発表する大雨・土砂災害の注意報/警報と、大雨浸水危険度・土砂災害危険度の予想を b+ が取り込み、活動場所の市町村に絞って判定します。土砂災害も含みます。洪水注意報・洪水警報は対象外です。
暴風雪・大雪は、気象庁が発表する暴風雪・大雪の注意報/警報/特別警報を b+ が取り込み、活動場所の市町村に絞って判定します。予想は使わず、現在発表中の情報だけで判定します。
自治体全体に一律の情報を流すのではなく、予定ごとに、その場所と時間に関係するものだけが届きます。
⚠️ お届けするのは環境省・気象庁が発表した内容にもとづく参考情報です。b+ が独自に予報したり、独自の危険度を作ったりはしません。
🔍 国が発表する熱中症警戒アラートは暑さ指数(WBGT)33以上が基準のため、日本スポーツ協会の運動指針で「激しい運動は中止」とされる28〜32の帯域は、そもそも発表の対象になりません。気象アラートはこの帯域もお届けします。
通知先は、次の方です。
・その予定にアサインされている指導者
・ワークスペースのオーナー
⚠️ 生徒・保護者には届きません。
お届けの方法は次の2つです。
・スマートフォンのプッシュ通知
・アプリの「することリスト」のカード(予測値・レベルごとの目安・参照した観測地点が表示されます)
🔍 気象アラートはプッシュ通知のみで、メールでは届きません。
熱中症は、日本スポーツ協会「熱中症予防運動指針」に準拠した4段階です。全国841地点の観測地点のうち、活動場所から最も近い地点の予測値で判定します。
・レベル4 運動は原則中止(31℃以上):運動は原則中止が推奨される水準です。実施可否をご判断ください。
・レベル3 厳重警戒(28〜31℃):激しい運動や持久走は避けることが推奨されます。
・レベル2 警戒(25〜28℃):積極的に休息をとり、水分補給をしてください。
・レベル1 注意(21〜25℃):積極的に水分補給をしてください。
🔍 レベル4は、Web管理画面では「運動は原則中止」、アプリのすることカードでは「危険」と表示されます。同じレベルを指しています。
雷は2段階です。
・レベル2 雷注意報 発表中:直ちに安全な建物や車内へ避難できる体制をとってください。実施可否をご判断ください。
・レベル1 雷注意報級の予想:落雷のおそれがあります。避難できる建物や車内をあらかじめ確認してください。
🔍 気象庁の警報・注意報の体系に「雷警報」はなく、雷に関する発表は雷注意報のみです。
大雨は5段階です。レベルは気象庁が発表した警戒レベルそのもので、閾値の設定項目はありません。同じ市町村に複数の発表があるときは、いちばん高い警戒レベルで判定します。
・レベル5 大雨特別警報・土砂災害特別警報 発表中(警戒レベル5):命の危険が及ぶ状況です。直ちに命を守る行動をとってください。
・レベル4 大雨危険警報・土砂災害危険警報 発表中(警戒レベル4):危険な場所からの全員避難に相当する状況です。直ちに安全を確保してください。
・レベル3 大雨警報・土砂災害警報 発表中(警戒レベル3):災害のおそれがあります。高齢者等の避難に相当する状況です。速やかに安全を確保できる体制をとり、実施可否をご判断ください。
・レベル2 大雨注意報・土砂災害注意報 発表中(警戒レベル2):河川・斜面・用水路に近づかないでください。屋内でも浸水に注意し、実施可否をご判断ください。
・レベル1 大雨の警戒レベル2以上の予想:今後の大雨のおそれがあります。河川・斜面・用水路に近づかないよう確認し、最新の気象情報をご確認ください。

🔍 気象庁の令和6年体系で「大雨警報」が「大雨警報(浸水害)」と「土砂災害警報」に分かれたため、このアラートは両方を対象にしています。
暴風雪・大雪は3段階(レベル2〜4)です。レベルは気象庁が発表した内容そのもので、閾値の設定項目はありません。暴風雪(風雪注意報・暴風雪警報・暴風雪特別警報)と大雪(大雪注意報・大雪警報・大雪特別警報)の両方が対象で、同じ市町村に複数の発表があるときは、いちばん高いレベルで判定します。
・レベル4 暴風雪特別警報・大雪特別警報 発表中:数十年に一度の重大な災害のおそれがあります。外出を控え、直ちに命を守る行動をとってください。
・レベル3 暴風雪警報・大雪警報 発表中:重大な災害のおそれがあります。不要不急の外出を控え、移動の安全を確保できない場合は実施を見合わせてください。
・レベル2 風雪注意報・大雪注意報 発表中:吹雪による視界不良や積雪・路面凍結に注意し、移動手段と実施可否をご判断ください。
🔍 暴風雪・大雪にはレベル1がありません。判定に使うのは現在発表中の注意報・警報・特別警報だけで、雷・大雨のような「予想」による通知はありません。

この機能は初期状態では無効です。有効にするまで、そのワークスペースの予定は判定されません。
右上の「管理・分析・設定」をクリックし、「設定」の「共通」グループにある「気象アラート設定」を押下します。
画面上部のタブで「熱中症(WBGT)」「雷」「大雨」「暴風雪・大雪」を切り替えます。熱中症・雷・大雨・暴風雪・大雪は、それぞれ個別に有効化が必要です。

有効化のスイッチ(熱中症は「気象アラートを有効にする」、雷は「雷アラートを有効にする」、大雨は「大雨アラートを有効にする」、暴風雪・大雪は「暴風雪・大雪アラートを有効にする」)をONにすると確認画面が表示されるので、内容を確認して「有効にする」を押下します。


暴風雪・大雪の確認画面は「暴風雪・大雪アラートを有効にしますか?」です。冬季は連日発報しうる水準のため、通知が多すぎる場合は「通知する最低レベル」を上げるよう案内が表示されます。

気象アラート設定では、次の項目を変更できます。
・通知する最低レベル:このレベル以上になったときだけ通知します。熱中症の既定は「厳重警戒(レベル3)」です。8月は「警戒(レベル2)」がほぼ連日になるため、既定を厳重警戒にしています。雷の既定は「雷注意報級の予想(レベル1)」です。大雨の既定は「大雨警報・土砂災害警報 発表中(警戒レベル3)」です。土砂災害注意報は広い範囲に長く出続けるため、レベル2にすると梅雨・秋雨の時期はほぼ毎回の活動で通知が出ます。暴風雪・大雪の既定は「暴風雪警報・大雪警報 発表中(レベル3)」です。大雪注意報・風雪注意報は多雪地では冬のあいだ出続けることが多く、レベル2にすると毎回の活動で通知が出て、本当に危険なときの通知が埋もれてしまいます。
・リードタイム:活動開始の何時間前までの予定を対象にするかを設定します。既定は3時間前です。
・判定閾値(熱中症のみ):日本スポーツ協会の指針の区分です。既定値のままの運用を推奨しています。変更する場合は「注意 < 警戒 < 厳重警戒 < 運動は原則中止」の順に大きくなる必要があります。
⚠️ 変更内容は「保存する」を押下するまで反映されません。通知が多すぎると感じる場合は、「通知する最低レベル」を上げてください。

気象アラート設定の各タブの下部から、実際に暑さ指数が上がったり注意報・警報が出たりしていなくても、することリストのカード(と、必要であればプッシュ通知)をワークスペースオーナー1名へ送って、届くものの見た目を確認できます。有効にする前のご確認にお使いください。
・送信先はワークスペースオーナーのみ選択できます
・レベルごとに、カードの配色と目安の文が変わります
・「プッシュ通知も送る」をOFFにすると、することリストのカードだけを作成します
🔍 テスト送信は実在の予定に紐づきません。発報の記録にも影響しないため、本物のアラートが抑止されることはありません。熱中症のカードに表示される予測値は表示確認用のサンプル値で、観測地点名も「テスト用の観測地点」になります。送信履歴には「テスト」として1件残ります。
⚠️ 相手には実際に通知が届きます。テストであることが分かる文面ですが、事前にひとことお伝えいただくと安心です。

右上の「管理・分析・設定」をクリックし、「管理」の「共通」グループにある「気象アラート管理」を押下します。
🔍 設定画面と同じく、上部のタブで熱中症・雷・大雨・暴風雪・大雪を切り替えます。無効にしている種別のタブでは管理画面の内容は表示されず、設定ページへのご案内のみが表示されます。

送信履歴では、いつ・どの予定に・どのレベルで・何名へ送ったのかを確認できます。熱中症の場合は、判定に使った暑さ指数の値や、参照した観測地点・活動場所からその地点までの距離も残るため、あとから「何をもってその判断に至ったのか」を運営として説明できます。

送信履歴は「すべての送信」のプルダウンで「手動送信のみ」「自動発報のみ」「テスト送信のみ」に絞り込めます。右隣のプルダウンで活動月を選べます。月の絞り込みは活動日の月で行います(送信した日ではありません)。

予定ごとの現在の判定状況では、1予定につき1行で、判定のたびに更新される状況を確認できます。「直近の判定」は最後に評価したレベル、「到達最高レベル」は送信済みの上限です。

「記録済み・配信未確認」で絞り込むと、判定は記録されているのに配信が確認できていない行だけを表示できます。
🔍 一覧は活動月で絞り込めます。表は横にスクロールでき、右側の「解決方法」の列では、活動場所の座標から判定したのか、都道府県から判定したのかを確認できます。
種別によって、表示される列が次のように異なります。
・熱中症:送信履歴と判定状況に「予測WBGT」「観測地点」、判定状況に「公式フラグ」(熱中症警戒情報・熱中症特別警戒情報の発表状況)
・雷:送信履歴と判定状況に「対象の市町村」、判定状況に「付加事項」(竜巻・突風・ひょう。気象庁の発表内容をそのまま表示するもので、レベルの判定には使いません)
・大雨・暴風雪・大雪:送信履歴と判定状況に「対象の市町村」、判定状況に「発表中の種別」(気象庁が発表した名称をそのまま表示)

自動判定を待たずに、管理者が予定を選んで通知を送ることもできます。送信先は自動発報と同じ「アサインされた指導者+ワークスペースオーナー」です。
・対象の予定は今日から7日先までの予定から選びます(画面に「対象は ○/○ 〜 ○/○ の予定(中止・下書きを除く)。」と表示されます)。一度に20件まで選択できます(中止・下書きの予定は選択できません)
・通知するレベルを選択します
・メモ(任意・500文字まで)は履歴に記録として残るだけで、通知の本文には含まれません
「送信内容を確認」を押下すると確認画面が表示されます。送信対象者がいない予定、活動場所に座標がない予定、すでに送信済みの予定が含まれている場合は、ここで警告が表示されます。内容を確認して「送信する」を押下します。
⚠️ 手動送信は本物の発報です。前述の「表示確認用のテスト送信」とは別の機能ですので、お間違えのないようご注意ください。

・暑さ指数(WBGT)の単位は気温と同じ摂氏度(℃)ですが、気温そのものではありません。湿度・日射・輻射熱を含めた指標のため、気温より低い値でも危険な場合があります。
・判定に使うのは活動場所から最も近い観測地点の予測値で、活動場所そのものを計測しているわけではありません。観測地点は活動場所から最大50kmほど離れることがあります。
・活動場所に座標が登録されていない場合(および最寄りの観測地点が離れすぎている場合)は、クラブまたはワークスペースの都道府県内の値で判定します。この場合は活動場所ごとの精度はありません。どちらで判定したかは、管理画面の「解決方法」の列で確認できます。
・中止・下書きの予定は判定されません。また、開始時刻が設定されていない終日の予定は自動発報の対象外です(手動送信では選択できます)。
・同じレベルのまま何度も通知することはありません。判定が上がったときだけ、あらためて通知します。判定が下がったときの解除通知はありません。
・熱中症アラートは、環境省の暑さ指数の提供期間に合わせた運用期間(おおむね4月第4水曜から10月第3水曜まで)があります。期間外は判定されません。
・ワークスペースオーナーは、アプリの「プッシュ通知設定」の「気象アラート(オーナーのみ)」で、種別ごとにプッシュ通知をOFFにできます。OFFにしても、することリストのカードは引き続き作成されます。カードも作成しないようにするには、アプリの「することリスト設定」でOFFにします(同じ種別のプッシュ通知も連動してOFFになります)。これらの設定を変更できるのはワークスペースオーナーのみで、指導者は変更できません。
⚠️ お届けするのは参考情報であり、実施の可否を決めるものではありません。実施のご判断は、その場の子どもたちの様子をご覧になっている指導者の皆さまにお願いいたします。正式な発表は環境省「熱中症予防情報サイト」および気象庁の情報が一次情報となります。
出典:環境省熱中症予防情報サイト/気象庁
🔍 通知を受け取る側の画面については「気象アラート(熱中症・雷・大雨・暴風雪・大雪)を受け取る」をご確認ください。
